フィリピン留学にかかる1か月の費用から料金シミュレーションを解説！

フィリピン留学を検討している皆さん、費用面で「いったいどれくらい必要なのか」と悩んでいませんか？

特にセブ島は日本人に人気の留学先ですが、貯金と相談しながら留学期間を決めたいところです。

この記事では、フィリピン留学にかかる1か月の費用相場や内訳、プラン別のシミュレーションをご紹介します。これから留学を考えている方はぜひ参考にしてください。

1か月のフィリピン留学でかかる費用は25〜45万円ほど

フィリピン留学1か月あたりの総費用は、一般的に25万円から45万円程度と考えておくとよいでしょう。この金額には授業料、滞在費、食費、航空券、ビザ費用、保険料などが含まれます。

費用の差が生じる主なポイントは、語学学校のグレード、宿泊施設のタイプ（個室か相部屋か）、レッスン形態（マンツーマンか集団か）、コースの種類（一般英語かビジネス英語か）などです。

また、渡航時期によっても費用は変動します。ハイシーズン（7〜9月、12〜2月）は航空券や滞在費が高くなる傾向があるため、予算に合わせた計画が必要です。

それでは、具体的な費用の内訳を見ていきましょう。

1か月のフィリピン留学費用の内訳

フィリピン留学の費用は一見シンプルに見えますが、実は様々な項目が含まれています。ここでは、主な費用の内訳について詳しく解説していきます。内訳を理解することで、自分に合った予算計画が立てやすくなるでしょう。

授業料

フィリピン留学の授業料は、1か月あたり8万円〜20万円が相場です。

この金額は学校のレベルやコース内容によって大きく変わります。一般的にマンツーマンレッスンの数が多いほど料金は高くなります。例えば、1日4コマのマンツーマンレッスンと2コマのグループレッスンを含むプランであれば、月12万円程度が一般的です。

特にTOEICやIELTSなどの資格取得に特化したコースやビジネス英語コースは、専門的な教材や指導者が必要となるため、一般英会話コースと比べて1〜5万円ほど高くなることが多いです。自分の目的に合ったコースを選びつつ、コストパフォーマンスも考慮しましょう。

入会金

入会金は一般的に1〜3万円程度です。これは学校に入学する際の手続き費用で、ほとんどの学校で必要となります。

ただし、キャンペーン期間中は入会金が免除されることもありますので、語学学校を選ぶ際はこういったキャンペーン情報もチェックするとよいでしょう。

なお、入会金は留学期間に関わらず一度だけ支払う固定費用ですので、留学期間が長くなるほど1か月あたりの負担は軽減されます。短期留学の場合は全体の費用に占める割合が相対的に高くなる点は覚えておきましょう。

滞在費（宿泊費）

滞在費は1か月あたり4万円〜12万円が相場です。フィリピンの語学学校では、学校の寮や提携アパートでの滞在が一般的で、授業料と合わせてパッケージとして提供されることが多いです。

料金は部屋のタイプによって大きく異なります。4人部屋などの相部屋であれば月4〜6万円程度、2人部屋で6〜8万円程度、プライバシーを重視する個室タイプになると8〜12万円程度になります。

エアコン、Wi-Fi、清掃サービスなどの設備やサービスの充実度によっても料金は変動しますので、自分の優先順位に合わせて選びましょう。

食費や生活費

現地での食費や生活費は、1か月あたり3〜5万円程度が目安です。フィリピンは日本と比べて物価が安いため、食費はかなり抑えられます。現地のローカルレストランでの食事なら1食300〜500円程度、少し良いレストランでも1,000円前後で済みます。

ただし、学校によっては食事付きのプランを提供しているところもあります。特に朝食と夕食が含まれるプランが多く、その場合は昼食代のみを考慮すればよいでしょう。また、休日の観光やアクティビティ、ショッピングなどの費用も別途必要になりますので、余裕をもって計画を立てることをおすすめします。

航空券

東京からセブ島までの往復航空券は、時期にもよりますが3〜8万円程度です。ハイシーズン（夏休みやクリスマスシーズン）は航空券の価格が上昇しますので注意が必要です。逆にオフシーズンであれば、格安航空券を利用することで3万円台で渡航できることもあります。

また、直行便と経由便では価格差があります。マニラやクアラルンプールなどを経由する便を選べば安く抑えられますが、その分移動時間が長くなります。早めに予約することで価格を抑えられる傾向にありますので、留学を決めたらまず航空券の手配から始めるとよいでしょう。

ビザ費用

フィリピン留学で必要なビザとその費用について解説します。30日以内の滞在であれば観光ビザ（無料）で入国できますが、1か月以上の留学の場合は現地での延長手続きが必要です。30日を超えて59日まで滞在する場合の延長費用は約3,000ペソ（約7,500円程度）です。

ビザ延長は現地の移民局やビザ申請センターで行えますが、多くの語学学校ではビザ取得代行サービスを提供しています。代行手数料として1,000〜2,000円程度が追加で必要になる場合もありますが、言葉の壁や複雑な手続きを考えると代行サービスを利用する方が安心です。

保険料

海外留学保険は、1か月あたり1〜3万円程度が相場です。「海外留学保険」とは、海外滞在中の急な病気やケガ、盗難などのトラブルに対応するための保険です。日本の国民健康保険は海外では使えないため、必ず加入しておくべきでしょう。

保険の補償内容によって料金は異なりますが、最低でも治療・救援費用が3,000万円以上、携行品損害や賠償責任もカバーされているプランを選ぶことをおすすめします。クレジットカード付帯の海外旅行保険では補償期間や内容が不十分な場合が多いので、専用の留学保険に加入するのが安心です。

フィリピン留学で1か月にかかる費用シミュレーション

フィリピン留学の費用は、どのようなプランを選ぶかによって大きく変わってきます。ここでは、予算や目的に応じた3つのプランのシミュレーションをご紹介します。料金はあくまで目安であり、学校や時期によって変動しますので、最終的には複数の学校を比較検討することをおすすめします。

それぞれのニーズに合わせたプランを選ぶことで、限られた予算でも効果的な留学が可能です。具体的なシミュレーションを見ていきましょう。

格安プランの費用シミュレーション

格安プランでの1か月の総費用は約25万円です。内訳は、授業料が8万円（1日3コマのマンツーマンレッスン＋2コマのグループレッスン）、入会金が1万円、滞在費が4万円（4人相部屋）、食費と生活費が3万円、航空券が4万円（オフシーズン・経由便）、ビザ費用が7,500円、保険料が1万円程度となります。

このプランは、予算を最小限に抑えつつ英語環境に身を置きたい方に向いています。滞在費を抑えるため相部屋となりますが、むしろ他の留学生と交流する機会が増えるというメリットもあります。授業は基本的な英会話力向上を目的としたカリキュラムとなりますので、初心者から中級者向けと言えるでしょう。

通常プランの費用シミュレーション

通常プランでの1か月の総費用は約35万円です。内訳は、授業料が12万円（1日4コマのマンツーマンレッスン＋2コマのグループレッスン）、入会金が2万円、滞在費が7万円（2人部屋）、食費と生活費が4万円（週末の小旅行も含む）、航空券が5万円（予約時期によって変動）、ビザ費用が7,500円、保険料が2万円程度です。

このプランは、快適な環境で効率よく英語を学びたい方に適しています。マンツーマンレッスンの数が増え、より集中的に学習できるため、短期間での英語力向上を目指す方に向いています。また、2人部屋を選ぶことでプライバシーと交流のバランスが取れた環境で過ごせます。

ビジネス英語や資格特化プランの費用シミュレーション

ビジネス英語や資格特化プランでの1か月の総費用は約45万円です。内訳は、授業料が18万円（1日6コマのマンツーマンレッスン＋特別カリキュラム）、入会金が3万円、滞在費が10万円（個室・設備充実）、食費と生活費が5万円、航空券が5万円、ビザ費用が7,500円、保険料が3万円程度です。

このプランは、TOEIC、IELTS、TOEFLなどの資格取得やビジネス英語の習得を目指す方向けです。専門的なカリキュラムと経験豊富な講師による指導を受けられるため、目的に特化した英語力を効率よく身につけられます。個室での滞在により集中して学習や復習ができる環境が整っているのも特徴です。

1か月のフィリピン留学費用を下げるには

フィリピン留学は他の英語圏の国々と比べて費用が抑えられますが、さらに工夫することでコストダウンが可能です。ここでは、留学費用を賢く抑えるためのポイントをいくつかご紹介します。予算に限りがある方はぜひ参考にしてみてください。

オフシーズンに留学をする

フィリピン留学の費用を下げる一番の方法は、オフシーズンを選ぶことです。3〜6月、10〜11月はオフシーズンとされ、航空券が通常より2〜3万円安くなることがあります。また、多くの語学学校ではこの時期に入学金免除や授業料割引などのキャンペーンを実施しています。

さらに、オフシーズンは学校の混雑度も低く、より質の高い教育を受けられる可能性が高まります。気候面では5〜10月が雨季となりますが、スコールのような短時間の雨が中心で、一日中雨が続くことは少ないため、学習に支障をきたすことはあまりありません。

はやめに航空券を手配する

航空券は早めに予約することで大幅に費用を抑えられます。通常、出発の2〜3か月前に予約すると最も安く購入でき、直前になるほど価格が上昇します。特に人気の直行便は早い段階で埋まってしまうことが多いので、留学を決めたらまず航空券の手配を始めることをおすすめします。

また、航空券比較サイトやLCCを利用することで格安チケットを見つけることも可能です。フィリピンへのLCCとしてはセブパシフィック航空などが就航しており、セールを狙えば往復3万円台で購入できることもあります。ただし、荷物の制限や機内サービスが少ないことを考慮しておきましょう。

食事付き語学学校を活用する

多くの語学学校では、授業料に食事（特に朝食と夕食）を含めたパッケージプランを提供しています。このようなプランを選ぶことで、外食費を大幅に削減できます。食事付きプランは月額1〜2万円の追加費用で提供されることが多いですが、毎日外食するよりも経済的です。

また、学校の食事は栄養バランスが考えられており、健康管理の面でもメリットがあります。特に初めての海外留学で現地の食事事情に不安がある方にとっては、食事付きプランは安心感があり、学習に集中できる環境を整えるためにも有効です。

キャンペーンを活用する

フィリピンの語学学校では、さまざまなキャンペーンを定期的に実施しています。代表的なものとしては、入学金免除（1〜3万円相当）、授業料割引（5〜15％程度）、滞在費無料期間（1週間無料など）、空港ピックアップ無料などがあります。

特に複数人での申し込みや長期留学の場合は、グループ割引や長期割引が適用されることが多いです。また、早期申込割引を設けている学校も多いので、計画的に準備を進めることでお得に留学できます。

1か月のフィリピン留学のメリット

フィリピン留学は短期間でも十分な効果が期待できます。特に1か月という期間は、社会人にとって取得しやすい休暇期間であり、費用対効果の高い留学プランとして注目されています。ここでは、1か月のフィリピン留学の主なメリットについてご紹介します。

1か月でも大きく英語のスキルを向上させやすい

フィリピンの語学学校の最大の特徴は、マンツーマンレッスンの多さです。一般的に1日4〜6時間のマンツーマンレッスンが提供されており、これは日本の英会話スクールの数か月分に相当します。また、寮生活で英語環境に24時間浸かることで、日本にいる時と比べて圧倒的に英語に触れる時間が増えます。

特にスピーキングとリスニングの向上が顕著で、初心者レベルの方でも1か月の留学で日常会話レベルまで上達することも珍しくありません。レッスン後も講師や他の留学生との交流を通じて英語を使う機会が多いため、実践的なコミュニケーション能力が自然と身につきます。

欧州と比較して費用が圧倒的に安い

フィリピン留学の最大の魅力の一つは、その費用の安さです。欧米諸国への1か月の留学費用が60〜100万円程度かかるのに対し、フィリピンでは25〜45万円程度で済みます。これは授業料や滞在費などの現地コストが欧米の半分以下であることが大きな要因です。

特にマンツーマンレッスンの価格差は顕著で、イギリスやアメリカではマンツーマンレッスン1時間あたり5,000〜10,000円かかるところ、フィリピンでは1,000〜2,000円程度です。同じ予算でより多くのレッスンを受けられるため、短期間でも効率よく英語力を伸ばせるのがフィリピン留学の強みです。

1か月あればアクティビティや観光も十分に楽しめる

フィリピン留学の魅力は英語学習だけではありません。セブ島は美しいビーチやダイビングスポットが豊富で、週末を利用した小旅行も充実しています。1か月の滞在期間があれば、平日は集中して学習し、週末は思い切りリフレッシュするというメリハリのある留学生活が送れます。

人気のアクティビティには、ボホール島ツアー、ジンベイザメとの遊泳、アイランドホッピング、シティツアーなどがあります。これらの観光コストも日本や欧米に比べて安価で、1日のツアーが3,000〜5,000円程度で楽しめます。語学学習と観光の両方を満喫できるのもフィリピン留学の大きな魅力と言えるでしょう。

1か月のフィリピン留学ならANZASがおすすめ！

セブ島留学を通じて本格的に英語力を向上させ、グローバルなキャリアへのステップアップを目指すなら、「ANZAS（アンザス）」がおすすめです。ANZASは、単なる英語学習にとどまらず、留学生一人ひとりのキャリア目標に合わせたカリキュラムを提供している点が特徴です。

ANZASUでは、マンツーマンレッスンを中心とした集中的な英語トレーニングに加え、ビジネス英語やプレゼンテーションスキル、異文化コミュニケーション能力の向上に力を入れています。

施設面でも充実しており、24時間セキュリティ完備の快適な学生寮、自習に最適な学習環境、日本食を含む栄養バランスの取れた食事などが提供されています。また、週末には英語を使った実践的なアクティビティやフィールドトリップも開催され、教室で学んだ英語を実際に使う機会が豊富にあります。

ぜひ英語留学を通じて”グローバル人材になりたい”という方は、下記のボタンからお気軽にご相談ください。